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マンションのインターホンを交換するときの業者の選び方

更新日:2025年07月31日(木)

マンションにおけるインターホン(ドアホン)は、セキュリティと安全を守るために欠かせない設備です。古くなると故障や機能不全が起こりやすくなり、防犯上のリスクが高まる恐れがあります。マンションのインターホンは一般的に設置から15年程度で交換時期を迎えるとされ、適切なタイミングで交換することが望ましいでしょう。 また、マンションのインターホン設備の交換工事は一戸あたり十万円単位の費用がかかる大掛かりなものです。そのため、業者選びを誤ると、必要以上の費用負担やトラブルにつながりかねません。 では、マンションのインターホンを交換する際、どのようにして信頼できる工事業者を選べば良いのでしょうか。本記事では、業者選定のポイントと優良な業者の見つけ方について解説します。

マンションのインターホンを交換するときの業者の選び方

ここからは、マンションのインターホン交換工事を安心して任せられる業者を選ぶためのポイントを3つ紹介します。

資格と許可を確認する

最初に確認したいのは、工事を担当する業者が必要な資格や許可を有しているかどうかです。インターホンの交換工事には電気配線作業が伴うため、電気工事士の資格が必要になります。特にマンション全体のインターホンシステムを扱う工事では、安全に配線を行うため専門の資格を持った技術者による施工が欠かせません。

実際、電気工事士法では、小型変圧器で36V以下に降圧された二次回路の配線工事を除き、基本的に有資格者でなければ電気工事作業を行ってはならないと定められています。そのため、業者選びの際には、第二種電気工事士など該当する資格保有者が在籍している会社か、都道府県知事登録の電気工事業者かを確認しましょう。また、会社として建設業許可(電気工事業など)を取得しているかも信頼性の目安となります。資格や許可をしっかり持っている業者であれば、法令を順守した適切な工事が期待できます。

実績と専門性を重視する

次に注目したいポイントは、業者のこれまでの実績や専門性です。マンションのインターホン設備は、エントランスのオートロックや火災報知機と連動した複雑なシステムです。こうした集合住宅向けインターホン工事の経験が豊富な業者であれば、予期せぬトラブルにも対応しやすく、安心して任せられます。

特に、マンション用インターホンは国内では主要メーカーが「パナソニック」と「アイホン」の2社にほぼ限られているため、両メーカーの機器を取り扱った経験がある業者だと、現行機種への置き換えに柔軟に対応できるでしょう。また、過去の施工事例や顧客からの評判(口コミ)も確認しておくと、業者の実力や対応力を判断する手掛かりになります。長年にわたり多数のインターホン工事を手掛けてきた業者ほど信頼性は高い傾向にあり、幅広い機種や現場に精通しているため、適切な提案やスムーズな施工が期待できます。

見積もりとアフターサービスを確認する

最後に、見積もり内容の透明性とアフターサービス(保証等)を確認しましょう。信頼できる業者であれば、工事に先立って現地調査を行い、工事範囲や使用機器を踏まえた詳細な見積書を提示してくれます。見積もり書には、「インターホン親機一式」などの大雑把な表記だけでなく、メーカー名や型番、数量、単価などが具体的に記載されていることが望ましいです。項目が不明瞭なままでは後から追加費用を請求される恐れもあるため、納得できるまで説明を受けましょう。

また、工事内容や費用だけでなく、保証の有無と期間も重要です。工事後の不具合に備えて保証を付けてくれる業者を選ぶとより安心です。インターホン交換工事では、メーカー保証(通常1~2年程度)が本体に付きますが、施工不良の場合の対応も含めて、何か問題が起きた際に迅速に対処してくれる業者かどうか確認しておきましょう。アフターサービスまで含めて比較することで、長く安心して利用できる業者を選ぶことができます。

優良な業者を見つけるための3つのポイント

インターホンやオートロックなどの共用部設備を更新する際、どの業者に依頼するかは非常に重要です。費用だけでなく、安全性や施工品質にも直結するため、慎重な選定が求められます。ここでは、後悔しない業者選びのために押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

複数の業者から見積もりを取る

まず基本となるのは、相見積もりを取ることです。1社だけの見積もりで決めてしまうと、価格の妥当性や提案内容の質を客観的に判断するのが難しくなります。同じ条件で2〜3社に依頼することで、費用や仕様、説明内容などを比較でき、納得のいく選択がしやすくなります。

管理会社任せにしない

管理会社が紹介する業者は、必ずしも最適な選択肢とは限りません。紹介先の選定基準や提案内容を鵜呑みにせず、自分たち(管理組合・理事会・修繕委員会)でも情報を集め、主体的に判断する姿勢が大切です。業者の選定は、住民の資産価値や安全にかかわる重要な決定事項。管理会社の提案も一つの情報として参考にしつつ、他の選択肢と比較する意識を持ちましょう。

第三者の専門家を活用する

設備や工事に関する知識がない場合、見積書の内容や技術的な説明がわかりにくいこともあります。そうしたときはインターホン設備に詳しい専門家に相談し、第三者の視点を取り入れることが有効です。工事の必要性や見積もりの妥当性を客観的に評価してもらうことで、過不足のない判断がしやすくなります。最近では、こうした相談に応じてくれる中立的な専門サービスも存在しています。

まとめ:スマート修繕にお任せ!

マンションのインターホン交換工事を成功させるには、信頼できる業者選びが何よりも重要です。資格を持ち実績豊富な業者に依頼すれば、適切な提案と確実な施工によって、長期にわたり安心して設備を利用できるでしょう。逆に、悪質な業者に当たってしまうと、不必要な工事や高額請求の被害に遭うリスクがあります。本記事で紹介したポイントを踏まえて慎重に業者を選定し、ぜひ納得のいくインターホンリニューアルを実現してください。

「それでも自分たちだけで業者を選ぶのは不安…」という場合は、スマート修繕にご相談ください。スマート修繕なら、経験豊富な専門コンサルタントが皆様のマンションのインターホン交換を全面的にサポートします。専門家の視点で見積もりを診断し、厳選された優良業者の中から最適な施工会社を紹介するため初めての工事でも安心です。マンションのインターホン交換を検討中の方は、ぜひスマート修繕の無料相談を活用し、適正価格で安心・安全なインターホン設備更新を実現してください。

インターホン等修繕の支援サービス「スマート修繕」

  • 「スマート修繕」は、一級建築士事務所の専門家が伴走しながら見積取得や比較選定をサポートし、適正な内容/金額での工事を実現できるディー・エヌ・エー(DeNA)グループのサービスです。
  • インターホンのリニューアル工事の支援実績は多数(過去半年で数千戸分、2025年1月現在)。数百戸の多棟型マンションでの実績も複数。社内にはゼネコン、デベロッパー、修繕コンサルティング会社、修繕会社、管理会社出身の建築士、施工管理技士等の有資格者が多数いますので、お気軽にご相談ください。
  • 事業者からのマーケティング費で運営されており、見積支援サービスについては最後まで無料でご利用可能です。インターホンのメーカー系のを含む紹介事業者は登録審査済でサービス独自の工事完成保証がついているため、安心してご利用いただけます。

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本記事の著者

鵜沢 辰史

鵜沢 辰史

信用金庫、帝国データバンク、大手不動産会社での経験を通じ、金融や企業分析、不動産業界に関する知識を培う。特に、帝国データバンクでは年間300件以上の企業信用調査を行い、その中で得た洞察力と分析力を基に、正確かつ信頼性の高いコンテンツを提供。複雑なテーマもわかりやすく解説し、読者にとって価値ある情報を発信し続けることを心掛けている。

本記事の監修者

佐藤 龍太

佐藤 龍太

不動産会社および管理会社にて、マンションやビルの修繕・管理業務に長年従事。マネージャー職を歴任し、これまでに300件近い修繕工事に携わる。特にインターホン設備においては、年間3,000戸以上(2025年現在)の見積取得を行うなど、設備改修の実務に精通。豊富な現場経験と管理業務の知見を活かし、マンション修繕に関する実践的かつ専門的な視点で記事を監修。

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